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抵抗器って何に使うの?
抵抗器はさまざまな電子機器に使われている電子部品です。
FILE0346.JPG この抵抗器を使うことで電子回路に負荷を加えることができます。
あえて負荷を加えることで電子部品に流れる電流を制限することができるのです。
電子機器を動作する上でとても重要な役割を果たしています。
 
例えば10mAの電流を流すことで動作する電子部品があり、その電子部品に接続されている電源は20mAだとします。
通常であれば電子部品には20mAの電流が流れてしまい、電子部品は動作しません。
ですが、電源と電子部品の間に抵抗器を入れることで抵抗器に余分な電流が流れ、電子部品に適度な電流を流すことができるのです。
また、抵抗器の抵抗の値を変えることで電流の流れる量を調整することもできます。

ちなみに抵抗の値の単位はオーム「Ω」です。
また、抵抗器には抵抗値を識別するためにカラーコードが記載されています。
そのため、カラーコードを読み取ることによって抵抗値を知ることができます。
 

関連記事
抵抗器のカラーコード

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ディスクを読み込まなくなったDVDプレーヤーの修理
今回は、ディスクが読み込まなくなったDVDプレーヤーを修理してみたいと思います。

FILE0240.JPG DVDプレーヤーがディスクを読み込まない原因として・・・
◇レンズの汚れ・破損
◇レーザーダイオードの故障
◇ピックアップのずれ                    
◇その他、物理的な破損
などが考えられますが、ほとんどの原因はピックアップのずれかレンズの汚れです。
  ◆修理手順
FILE0249.JPG 外部のネジをはずし、カバーを取り除きます。
赤い丸の部分がレンズ周辺です。
まずはレンズが汚れていないか確認をします。
※今回はレンズが汚れていなかったので次の手順に進みます。
次に、この状態で通電させ、通常の手順でディスクを入れて読み込むか確認します。
当然、ディスクは読み込みませんがその際、ディスクが回転しているかを確認します。もし、ディスクが回転していればレンズやレーザーダイオードに問題がある可能性が高く、ディスクが回転していなければピックアップがずれている可能性が高いです。
※今回はディスクが若干しか回転しなかったのでピックアップのずれを調整します。
FILE0247.JPG ピックアップは基板に付いているネジのようなボリュームを回すことで調整できます。
写真の赤い丸で囲まれた部分がピックアップ調整ボリュームです。
これを精密ドライバーで1°くらい回します。
回したら、通常の手順でディスクを入れ、ディスクが回転するか確認します。
FILE0285.JPG 回らなかったらまた、1°くらい回し、ディスクを入れて動作チェックをします。
これを繰り返すことでピックアップが正しい位置に調整されるとディスクを読み込むようになります。
回しすぎると壊れることがあるので30°くらい回したらまた元の位置に戻してやり直しましょう。
後はカバーを元に戻して修理完了です。

関連記事
ディスクを読み込まない故障の修理方法
DVDディスクを読み込まないPS2の修理
 

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交流・直流とは?
今回は交流と直流について語りたいと思います。
電気には直流と交流があり、それぞれ性質が異なります。
FILE0341.JPG ◇直流
直流は常に一定の電圧の電気のことです。
主に電池やバッテリーが直流です。
直流は「DC」で表します。
FILE0340.JPG ◇交流
交流は一定の周期で電圧が変動する電気のことです。
主に住宅などのコンセントが交流です。
交流は「AC」で表します。
f001.jpg また、交流の電圧の変化は左の図のようになっています。
緑色の波を周期といい、1秒間の周期の数を周波数といいます。
周波数は「Hz」で表されます。
一般家庭には交流100Vの電気が供給され西日本には60Hz東日本には50Hzの電気が供給されています。
しかし、多くの場合、交流の電気では電子機器を動作させることはできないので電気を使用するときには直流に変換する必要があります。
※電球などの発熱させるだけのような単純なものは使用できます。
  ちなみに交流はトランス(変圧器)やACアダプターを経由することで直流に変換することができます。
※ACアダプタを経由しない電気製品は大抵、電源付近の基盤にトランスがある。
◇メモ
海外では日本とは使用されている電圧が違う地域があるため、海外向けの家電製品を日本国内で使用した場合(あるいは日本国内の製品を海外で使用した場合)、専用の変圧器を経由しないと故障または動作しないことがあります。
また、日本国内においても、50Hzにしか対応していない(あるいは60Hzにしか対応していない)製品がごく稀にあるので注意が必要です。
(50Hzで使用していたものを60Hzで使用すると(あるいはその逆で使用すると)、家電製品のパワー(動作)が若干強くなったり(あるいは弱くなったり)するなどの違和感があります。)

◇メモ
蛍光灯がチカチカするのは交流の電気を使用しているため。
(交流は一瞬ではあるが電圧が0になる。そのため蛍光灯が点滅する。)
周波数の高い地域では電圧の変動が速いため、チカチカをあまり感じない。
  

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ドライブが開かないDVDプレーヤーの修理
今回はDVDドライブが開かないDVDプレーヤーを修理したいと思います。

FILE0327.JPG ドライブが開かない原因として…
◇ドライブを開閉するモーターが動作してない。
◇ドライブ部のギア、ゴムベルトがはずれている。
◇開閉を操作するスイッチが故障している。
などが考えられます。
なかでも疑わしいのがギアやゴムベルトがはずれている故障です。
ゴムベルトのゴムは年々劣化してしまうので、使用していなくても切れてしまうことがあります。
また、プラスチックのギアは劣化により割れてしまうことも度々あります。
  ◆修理手順
FILE0338.JPG まずは外部のネジをはずし、カバーを取ります。
次にスイッチなどが付いている前部を取りはずします。
ドライブ部を固定しているネジをはずし、ドライブの裏側が見えるようにします。
※ケーブルで繋がっているので注意しましょう。
2fe27e4f.JPG ドライブ部の裏側にドライブの開閉を制御するギア、モーターがあるのでギアやゴムベルトがはずれていないか確認します。
また、可能であればギアを手で回し、正常に開閉できるか確認します。
今回は正常にギアが回っておらず、ギアがはずれていることが確認できました。
なのではずれているギアをはめ直します。
FILE0335.JPG はめ直して、正常にギアが回るようになったら実際に通電させて開閉のスイッチを押してみます。
今回はこれで開閉が確認できたので、カバーと前部を元に戻して修理完了です。

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ヒューズについて知ろう!
今回はヒューズについて語りたいと思います。
FILE0322.JPG ヒューズは回路に異常が生じた時に、回路を切断し、電子機器を保護する電子部品です。
回路がショートすると電子部品に過電流が流れ、故障または発火などの被害が生じます。
f001.png そのため、電源とメインの電子部品の間にヒューズを入れ、回路に過電流が流れてもヒューズで回路を切断し、電子部品に過電流が流れないようにします。
つまり、あえてヒューズを破壊することによって被害を最小限に抑えるのです。
ヒューズにはいくつか種類があります。
形や大きさはもちろんのこと性能や性質もさまざまです。
回路を切断する時の電流の値などもいろいろあります。
そのため切れてしまったヒューズを交換する場合は、ほぼ同じ性能のヒューズを用意しなければなりません。
もし、交換したヒューズの回路を切断する時の電流の値が小さすぎるとすぐにヒューズが切れてしまったり、逆に値が大きすぎると回路に異常が生じてもヒューズは機能しません。
必ず、同じ性能のヒューズと交換しましょう。
また、過電流で切れるヒューズ以外にも温度で切れる温度ヒューズなどもあるので間違えないようにしましょう。
 

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