家電製品をただ闇雲に分解しても、修理はできません。
分解しても結局、何もできず時間を無駄にしてしまうことになります。
そうならないためにも、まずは修理の大まかな流れを確認しましょう。
1.不具合を確認する
修理を決める前に本当に故障しているのか不具合を確認しましょう。
不具合だと思っていた症状が実は設定のミスだったり、付属品や周辺機器の接続忘れだったなんてこともありえます。
2.確認した不具合から故障原因を考えます。
修理が可能なのか、どこが故障しているのかを判断、予想します。
また、
分解をしてしまうとメーカーの修理が受けられなくなる可能性があるので、自力での修理が可能なのか、メーカーの保障は受けられないのか、分解前に確認するのも大事です。
3.故障原因から故障箇所を推測します
ある程度、故障している箇所を推測しておきます。
そうすることで、分解が必要なのか、分解時にどこまで分解をすればいいのか、何を目標に分解をすればいいのか、判断しやすくなります。
4.故障箇所を確認する
実際に故障箇所を確認します。
確認をせずに修理や部品の交換を行うと、「結局、別の箇所が原因で時間や部品を無駄にしてしまった。」なんてことも起こりえます。
目視で確認できる故障から、テスター等で測定しないとわからない故障もありますが、必ず故障を確認してから修理を行いましょう。
5.確認した故障を修理する
6.修理できたか確認をする
修理した家電製品を実際に使用し、ちゃんと修理できたか確認します。
正常に動作すれば修理完了です。
だいたい、このような流れになると思います。
分解して、はじめて故障原因がわかる場合などもありますが、
まずはインターネットなどで情報を収集し確認をしてから修理を始めましょう。
また、エラーが表示される故障の場合、
表示されているエラーの意味をメーカー問い合わせると、教えてくれることがあります。故障内容の特定に役立つかもしれませんので、わからないときは問い合わせてみることをおすすめします。
関連記事
◇
修理の注意事項
◇
故障内容確認一覧表
[4回]
コメント