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今回はCD・DVDプレーヤーの修理・故障について語りたいと思います。 |
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この記事に辿り着いた皆さんは、恐らく「DVDプレーヤーがディスクをなかなか読み込んでくれない。」と言った事態に遭遇していると思います。 実際、CD・DVDプレーヤーで起こる故障の多くが読み込み不良です。 |
◆ディスクが読み込まない故障の修理 ※あくまで一般的な修理例です。すべてがこの方法で直せるわけではありません。 1.修理を始める前に、本当に本体が原因なのか確認をする もう一度、傷のない正規品のディスクで再生をいくつか試みてください。 傷のあるディスク、品質の悪いディスク、劣化したディスクが原因ではないことを確認します。 本体から「読み込もうとしている音」がするのにも関わらず読み込めない場合、基本的に「レンズの汚れ」「ピックアップのずれ」が原因です。 ※読み込み音すらしない場合は別の原因も考えられます。 2.レンズクリーナーを使う 原因がレンズの汚れで尚且つ軽度の汚れだった場合、何回か市販のレンズクリーニングディスクを使うことで症状が改善される場合があります。 ※喫煙者がいる家庭ではタバコのヤニでレンズが酷く汚れていることがあります。この場合、レンズクリーナーでは効果は期待できません。 |
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3.レンズの汚れを落とす 本体を分解し、綿棒で直接レンズを拭きます。 「工業用アルコールを付けた綿棒」で拭くのが好ましいです。 工業用アルコールが無い場合、湿式レンズクリーナーのクリーニング液でも代用可能です。 水を付けて拭くと水アカが残ることがあるので、水は避けてください。 レンズの汚れを落としただけでも、直ることが意外とあります。 |
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4.ピックアップを調整する ※ディスクが完全に読み込めない場合のみ。再生中に不具合がある等の場合は対象外と考えてください。 ピックアップ出力を調整します。 レンズ周辺にあるピックアップ調整ボリュームを精密ドライバーで回すことで調整することができます。 左の写真のネジのようなものが調整ボリュームです。 ちなみに、写真の機種はCD用とDVD用でボリュームが2つ並んでいます。 これを精密ドライバーで1°くらい回します。 回したら、通常の手順でディスクを再生し、ディスクが回転するか確認をします。 もし、正しい出力に近づいていれば、ディスクの回転が大きくなり読み込み動作に近づきます。逆に位置のずれが大きくなるとディスクの回転が小さくなり動作がすぐになくなります。 このディスクの回転を頼りに、正しい出力に調整され正常に読み込むようになるまでこれを繰り返します。 ディスクが読み込めたら修理完了です。 ※出力が大きくなりすぎると壊れて再起不能になることがあるので、ボリュームを計30°くらい回したら、元の位置に戻して再度、やり直しましょう。 |
ちなみにCDラジカセやCDコンポでも同様の修理が可能。 関連記事(修理の実例) ◇ディスクを読み込まなくなったDVDプレーヤーの修理 ◇DVDディスクを読み込まないPS2の修理 |